不在者投票

今日は娘が家にいるので何ができたというわけではないがなんだか疲れた……。
娘がいてもできる用事ということで、買い物いろいろと、選挙に行ってきました。今は不在者投票というよりは期日前投票と一般的に言うのですね。初めてだったので、どんな感じかな〜とちょっと楽しみにしながら、区役所へ。投票に来る人用の案内がでていて、会場まで一直線に進みます。
まず、理由書みたいなのを書くようにと言われてその紙を見たのだが、うっっ、わかりにくい。とりあえず、仕事以外の理由でその日に不在なので、という意味と思われる項目に○をして提出。それが具体的にどんな理由であるとか、どこに行くとか、これが証拠だとかは一切書く必要がない。こんな簡単な紙一枚書くんであれば、いっそ書く必要はないような気がするが、もともとの「何か特別な理由のある人だけが投票日前に投票できる」というのの精神だけを引きずってこんな半端になっているのでしょうか?? 形骸化しているような気がするなあ。投票券を持っていくんだから、いっそ普通の選挙と同じ手続きにしてしまえばいいような気がするのですが。(でも投票券がなくても投票できるようなことが書いてあったな。わからん。)
そして、何やら処理されたあと、投票用紙が発行される。このへんにかかる手数が投票日と基本的には同じか多いくらいなので、ここまでで5人の人間がずらっと座っているわけである。さらに記入して投票するその投票箱の前には、やはり立会人が二人座っているわけで、合計7人の人間が拘束されているという事実に驚き。すごいお金かかってるなー。立会人はお金がかからないのかもしれないが、事務的な処理をしている5人には手当がでてるよねえ? 大変である。
不在者投票が以前よりもずいぶん拡大されてそのおかげでこうやって簡単に投票できたわけだが、民主主義はお金と手間がかかるなあとしみじみ感じた。そりゃあイラクで選挙やるっていっても大変なわけである。制度そのものが暴力に耐えないようにできているもんなあ。平和な日本でありがたいです。