シュール好き?

ごめんなさい

ごめんなさい

いつも月曜日に文庫の本を借り換えていたんだけど、昨日はバタバタして忘れたので今日借り換え。母の「ドリーム」入ったぐりぐらを返し、さあ何にしよっかー、ときいたら「これこれ」と出してきた。パラパラと見てみたら、こ、これはシュールだ。こんな難しい(?)のがいいの? でも「別のにしようよ〜」と言っても、「これがおもしろいねん」と主張するし、もう最近暑いし疲れてるしエーイ面倒だいいやもう、ということで借りてきてしまった。
今日は夫の帰宅がちょっと遅かったので、久しぶりに私が寝る前の読みきかせ。声に出してちゃんと読んでみると……いっそうシュールだ。電車は突っ込んでくるわ鳥居は動き回るわピアノは背伸びをするわ、いったいどうしろというのだ!? そういう悪逆非道の限りの例をいろいろ挙げて、最後にみんなで「ごめんなさい」と謝るという展開なのだが、娘よ、本当にこのシュールさを「おもしろい」と思ってるの??
しかし、ぐりとぐらは予想以上にウケなかった。毎晩読んでくれていた夫によれば、何日か目にはもうすっかり飽きてしまったらしく、動物たちがいっぱい出てくるところで「おおかみはここやねん」とかばっかり気になって、全然きいていなかったらしい。やっぱり「カステラ」をまだ知らないからかなあ。これが「ホットケーキ」だったらもう少し食いつきがよかったような気もしなくもないんだけど。しろくまちゃんのホットケーキは大好きなんだけどな。
しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)