読めるような読めないような……

ころわんとふわふわ (チャイルドブックアップル傑作選)

ころわんとふわふわ (チャイルドブックアップル傑作選)

お風呂前、この本を出してきて表紙の文字をおさえつつ「こ、……」と読み出した。お、読めるじゃん?と思って見ていたら、「こ、ろ、わ、ん、と、ちょ、ろ、わ、ん!」と大得意……。読めてません! 確かにころわんとちょろわんの話だけどさー、字はそうは書いてないわけよ。一個ずつちゃんと読んでごらん、と読ませてみると、「ろ」と「ふ」が読めないことが判明。ひらがな積み木でもってその2つの字を教えてやったら「こ、ろ、わ、ん、と、ふ、わ、ふ、わ」とやっと読めた。あーやれやれと思って「続けて読んでごらん?」と言ったら「ころわんと、ちょろわん!」なんじゃそりゃ……。風呂前の忙しい時間に耐えてつきあった時間は無駄かい! もうこの本はどうやってもうまく読めないらしいので切り上げて風呂に入り、寝る前は別の本を読む。
こうえんのいちにち

こうえんのいちにち

おさるのジョージシリーズと同じ人の挿絵が素敵なこの本は文庫で借りてきたのだが、なんだかとても気に入っているらしく2日にいっぺんはこの本である。いつもと同じく表紙の文字をおさえて「こ、う、え、ん、の、い、ち、に、ち」と読んでから私が読み聞かせ……る前に、ちょっと自分で読ませてみようか? 1ページ目を開いて「読めない字はどんどん飛ばして、自分で読んでごらん?」と言ってみたらノリノリで読みました。たまたまかもしれないけど、9割がたの字が読めた。まだ濁点半濁点促音拗音句読点かぎかっこの存在を知らないので、もちろん意味が通るようには読めないけど、けっこう頑張って読めてました。そして、くっつきの「は」を当然「wa」ではなく「ha」と読むのが新鮮な驚きであった……。日本語って難しいのね〜。