ぐりぐら

さて、この皮膚科、清潔にしてはあるもののつくりはけっこう古臭かった。そして、最近の病院ではあまりお目にかからなくなってきたのだが、待合室に置いてあるカラーボックスがまるっと本棚にしてあって、雑誌はもとよりマンガやら子ども向けの絵本やらが結構充実していた。ので、当然娘1は本を読みました。

……この「くるりくら」結構ぐろいぞ。そもそも「てながうさぎ」ってどうよ。しかも「呪文を唱えて腕を長くしたり短くしたり」っていうのは……謎だ。実は結構ぐりぐらシリーズ苦手なんだな私。
しかしそんな母の葛藤におかまいなく、2冊目に持ってきたのもぐりぐら。しかもこれは今文庫で借りて毎晩うちでも読んでるじゃん! でもそんなこと言っても1時間も待たされていては他にすることもないので2冊とも繰り返し読ませていただきました……。こういうかなり一般的でない「うみぼうず」の設定とか、ちょっと教えてもらったらすぐに泳げるようになるくだりっていうのも教育的にかなり気になるんだけどなあ。いやいや要するにぐりぐらが私の嗜好にあわないのだ。我慢我慢。
こんなことを考えている母に読み聞かされているわりには娘1は大変ぐりぐらが好きである。結構なことです。しかしなぜか娘2は「ぐりとぐらのかいすいよく」のほうは毎晩「これこわいー」と半ベソである。この脱力系絵本のどこがそんなにこわい???