防災訓練

親子合宿2日目で朝ご飯を食べ始める娘ども(+夫)を置いて私は単身町内の防災訓練へ出ました。天気がよすぎてちょっと倒れそう*1でしたが、実際に消火器を使う訓練とかもできたし、生AEDを初めて見ることができたり、懐かしの放水訓練*2を見られたり、なかなか楽しめました。
その中でも出色だったのは、家屋倒壊現場での救助訓練。地震で家屋が倒壊、中に人がいるのを瓦礫を取り除いて救出する際の注意事項の説明・実演と体験、というものです。実際に簡単なハリボテの瓦礫が用意してあり、その前で消防署員の方が説明してくださるのですがこれがいきなり新喜劇風。
消防署員さん「(前説)……というわけで、地震だけはいつ起きるかわかりません。こうしている今この時にも大きな地震があるかもしれません。あっ地震や、ぐらぐらぐらっ。あー大きな地震やったなあ。あ、Mさん、えらい揺れたなあ、あんたんとこは大丈夫かいな。」
Mさん(自治消防団員、つまり町内の人。いつの間にか前に立っていた)「いやーほんま大きな地震やったわ、うちにはじいちゃんがおるはずやけど(と振り向く)あっうち壊れてるがな!」
消防署員さん「ほんまやっえらいこっちゃ、中におじいさんがいてはるんか?」
Mさん「いやー中にはばあちゃんもいてるはずやっ」
消防署員さん「そりゃあ大変や、ちょっとみんな手伝って!」
……ということで新喜劇仕立て(??)の瓦礫除去・救出訓練にみんなスムーズにかり出されていったのでした。
ご町内の皆様、防災訓練、面白い(こともある)ですよ。参加しましょうね♪

*1:天気のせいだけではなくてたぶん前日夜更かしし過ぎ。

*2:会社に勤めていた頃にはちょくちょく見たわけです。工場のおじさんたちはめちゃめちゃ上手だったな〜。