子連れ検診

前回の検診からちょうど4週間。明日から保育園が始まるので、それから検診に行こうかとも思ったのだけど、諸般の都合で今日のうちに検診をすませっちまおうということになり、娘連れで検診に出かけることにする。娘連れで検診に行くのは初めてだが、なにしろ娘が生まれたのはその病院なんである。どんな反応をするかもちょっと楽しみである。
前の晩から「明日はお母さんとお医者さんに行ってくれる? お母さんのお腹の赤ちゃんはどうしてますかーってお医者さんに見てもらいに行くから、ついてきていい子にしててねー」とこんこんと言い聞かせたせいか、最近すっかりおいしゃさんごっこのおかげでお医者さん好きの娘はやる気満々である。
朝の用事を済ませたら、早速出発。私1人だと延々歩いていったりするのだが、さすがに娘連れでそれは無謀なのでタクシーで出かける。今日はこれまでになく病院全体が空いていて、受付をしたら娘の上着を脱ぐ間もなく呼ばれてしまった。診察室に入るととたんに娘が緊張したが、別に泣くわけでもしがみつくわけでもない程度だったので椅子に座らせて荷物を持たせ、「いい子で見ててねー」と言い聞かせていつもの診察メニューへ。ところがなんと前回は旧式に戻っていた超音波装置が今度こそ新品に入れ替わっており、しかし先生の手つきはまだ不慣れだったため診察にはすっごく時間がかかったのであった(しかも最終的に得られた画像ではムンクすら見えなかった……)。お腹はなんだかひんやりしてくるし、寝転がっている位置から娘の様子は見えないしでちょっとヒヤヒヤしたのだが、娘はたいへんたいへん良い子にして待っていてくれました。
今回の検診では、食道楽な春休みのあとの体重増加が一番危険だったのだけど、幸い「体重増加」判子は逃れたのでよしとしよう! 先生はまたも前回(娘の時)のカルテと見比べて「重いな……今回は最初から大きいのか……」とぶつぶつ言ってらっしゃいましたが(汗)。そして中のお子様はまた頭が上(要するに逆子)の状態で少し大きめとのことでした。ではまた4週間後。
娘がとっても良い子にしていたので、たんと褒めて、帰りは河原をだらだら散歩してから少しだっこしてバスに乗って帰ってきました。あー疲れた。

遠方より……

今日はイギリスでお世話になったA子さんが一時帰国の途上で京都に立ち寄られるということで、お会いすることになっていた。京都では二条城見学のあと、同じくイギリスにいらっしゃったY子さんのご実家にいらっしゃるということでご一緒させていただくことに。
が、娘の昼寝が思ったより早く終わったのでちょっくら買い物&散歩に出ている間に一度お電話が入り、さらにもう一度かかってきた電話を取り損ねて危うく連絡を取り損なうところであった。あぶないあぶない。タクシーで移動の途中に拾っていただくことにして、娘とともに吉田神社前で待つ。
お久しぶりのA子さんは相変わらずお元気そうであった。今回の一時帰国では成田に着いたあと関東に何泊かしたのち西日本を縦断してご実家のある鹿児島で過ごされるとのこと。聞くだにパワフルな日程である。小学生のお子さんお二人連れでそんなハードな行程を実行するなんて、すごい。自分とくらべても仕方ないのだが、バイタリティの差を感じるところである。
Y子さんのご実家は修学院のさらに奥の山の手にあるたいへん立派なお家でありました。いいなあ〜。ひたすら羨望(なにしろ帰ってから夫に「今日の出来事」として話した中でもっとも時間をとったのはお宅の描写についてであった)。Y子さんはイギリスで最後にお会いした時は妊娠8ヶ月くらいだったので当然お腹が大きかったのだが、その中身はいまやベビーベッドで健やかに眠っていてこれがまたお父さん似だったりするので、本当に人ん家の子っていうのはあっという間である。このときお宅には、彼女の妹さん(妊婦5ヶ月)のお嬢さん(1歳)と、もう一組イギリスつながりの母子(息子さん5ヶ月)がいらっしゃったので、うちの娘もあわせて小学生2人それ以下4人+妊婦2人というすごい状況でありました。でも家が広ければ子供が多くても苦にならないのね……はああ。
迂闊なことに、お邪魔したのが夕方だったので当然のように夕食の準備が始まってしまい、そんな予定ではなかったのであわてて退去したのだけど結局包みを持たせていただいてしまったのでした。申し訳ないです……。また機会があればぜひお目にかかりたいです。どうもありがとうございました〜。