ばっさばさ

午前中に家事をばたばたとすませ、昼食後には娘と昼寝をしてから、久々に高野方面へ買い物に出かける。平日に行けばいいんだけど、最近は平日もそんな暇ないので、せっかくの日曜日だけど娘と夫と三人でバスに乗っておでかけ。
まずは、娘の腹ごしらえをしなきゃいけないのでミスドデビューさせてみる。オールドファッションをほぼ一個平らげ、ウーロン茶もほぼ一人前飲んでたいへんご機嫌。自己申請でトイレも使い、順調な滑り出しとなりました。
買い物始めはコジマに行って、まずプリンタの物色。インクジェットのA3ノビということで教えてもらうとやっぱりエプソンの三機種しかなく、一番お手頃の染料プリンタは品切れだったので、値段だけ確認してとりあえずペンディング。うーむ間が悪い。ついでに扇風機の売り場をのぞいて、一番安いのが2000円弱というのを見てから、イズミヤへ移動。
イズミヤからは割引葉書が来ていたので、この際必需品を一気に買う。お腹の中の人用の新生児紙おむつとか、娘用の水着(くまぐみさんは水着でプールに入るんですと)とか帽子とかパジャマとかいろいろいろいろいろ。そして、ここでも扇風機は2000円弱だったので購入。やっと我が家の扇風機が二台になり、階段をえっちらおっちら運んでもらわなくてもよくなりました。
あとは食料品を買って、豪気にタクシーで帰ってきました。あーいろいろ片付いた。よかったよかった。

おむつ脱皮中

先週の日曜日に思い切って一日パンツで過ごしてから、今週はまた家では紙おむつにしていたんだけど、ほとんど失敗しないし、今日もパンツにしてみました。だいたい順調だったんだけど、私が夕食の支度をしているときに自己申告でトイレに連れて行って、パンツを下ろしたとたん全部出た。トイレの床中液体を振りまいてしまったじゃないかあ……。娘も自分で「失敗したなあ」といってちょっと困ったような顔をしているので叱ってもしょうがないんだけど、娘よ、こんなギリギリまで我慢しないで自己申告しようよ。ウーロン茶がぶ飲みが効いた感じですか。まあ、絨毯の上にされちゃうよりはいいけどね。

独り寝推進中

妊娠してからこっち、いつも夫が布団を敷いてくれるのだが、たいてい娘と一緒に作業をするわけである。ここ数日は「ひとりでねる」と主張する娘、今日も「こっちでねるの」と自分で布団を引っ張っていったそうな。いいんだけどさー。今朝なんて7時きっかりに半分寝たまま飛び起きて母の布団まで走ってきて潜り込んでそのまま二度寝したんですけど。そうまでして独り寝したいっていうのはなんなんでしょう? 二歳児なりに力いっぱい頭使っていろんなこと考えてるんだろうなー。

ディズニーじゃないピーター

ピーター・パンとウェンディ (福音館文庫 古典童話)

ピーター・パンとウェンディ (福音館文庫 古典童話)

今度もらった仕事のモチーフがピーターパンだというので読んでみた。ピーターパンといえばディズニーの絵柄しか思い浮かばなかったのだけど、もともとはこういう話でこういう挿絵がついていたんだー。イングリッシュだなあ(本当はスコティッシュか)。イギリスの児童文学って難しいなあ。アリスほどじゃないけど、これを小学生くらいのときに読んですんなり分かって面白いと思うのはちょっと難しいように思う。大人の読み物として、私は今読んで結構面白かった。まあもともとは劇作でそれを物語の形にあらためたものだという事情もあるからかもしれないけど。
あと、グインサーガを読んでその次に読んだからかもしれないけど、ピーターってイシュトを思い出させるところがしばしばあった。都合が悪いことはどんどん忘れて自分がこうだと思い込んだことは本当にそうだったような気がしてしまうところとか、血気盛んすぎるところとか、子どもたちには慕われるけどそのうぬぼれのせいで大人に目の敵にされるところとか、いろいろ。栗本薫がイシュトヴァーンの造形に「永遠の少年」「大人になれない子ども」という視点を意識的に持っているのかどうかは知らないが、結果としてはそういう人物像の描写に非常に成功しているっていうことになるのかなあと思った次第であります。以上、滅多なことでは指摘されないであろうピーターパンとイシュトヴァーンの共通点についてでした。