色名の認知

娘は、だいぶ前から色の存在はわかっていたみたい(同じ色のものをあわせるとかはできる)なんだけど、その色に名前があるということは理解できていなかった。それが、今日、急にわかったみたい。
ちょっと前から、「あか」だけ集中的に教えてみようかということで、赤い物体があったら「赤い○○」だねーと教えてみていた。(うーん、こうやって書いているとほとんどモルモット扱いで遊んでるなあ。)ほどなく「あか」という発音はできるようになり、その言葉をいうのは楽しいらしくしばしば使うのだが、使い方はでたらめだった。4色あるおもちゃの棒を持ってきて、どれかを渡しながらとにかく「あーか」と言ってみて、どれかで正解するまで続けるとか……。考えてみると、色に名前があるって抽象だから難しいはずだ。途中で他の色を教えたらたちまち混乱しているし。
という感じでこの一週間くらい意味もなく「あか」と連発していた娘だったのだが、今日の午前中のこと。いつものように4色あるおもちゃの適当なのを指して「あか」と言ったりしていたのに、急に自分のズボンを指差して「あか」と言った。「そうだよー、これも赤だねー、今日のズボンはあーか」と言うと、今度は他のおもちゃの赤い部分を指して「あか」と言っている。おや?わかったかな? そのあともいろいろな赤いものを指差して「あか」と言い続けている。おおお、これはヘレンケラーの「ウォーター」状態のようだ。
とりあえず、今日夕方夫が帰宅してもう一度試したところでは、「あか」がわかっているような反応を続けております。しかし一回できたことがまたできなくなったりするからなあ。油断ならないけど。あと、他の色を教えるとまた混乱してわかんなくなっちゃったりしそうだなあ。覚えることが多くてたいへんだなあ一歳児。