Chipping Norton

さて、車はあっさり直ったので、今週のドライブはどこ行こう? できればまだそんなに遠出ではなく、Oxfordshire内でまだ行ったことない方面で……。そういえば、昨日のニュースで不思議な石がなんとかかんとかと言っていた(なにせハロウィン前なのでニュースでも不思議ネタ)。調べてみると、Oxfordshireの北西の端っこChipping Nortonのあたりにあるらしい。コッツウォルズの玄関口の1つだそうだし、ちょっくら行ってみるかということに決定。
OxfordからChipping Nortonまではほぼ一本道のA44なのだが、A34とは違ってずっと下道。Woodstockを抜けてから、ときどきある集落を縫うようにして一本道を行くと、30分ほどでChipping Norton近くまで来ました。いつものように娘は目的地近くなると眠ってしまったので、Chipping Nortonの街に先に行ってみようと思っていたのをやめて、Rollright Stonesがある郊外へ先に行ってみました。
国道をそれて細い道を行くと、何故か片側に駐車スペースが続く場所が。
「ここだここだ、このへんらしい」ということで急遽車を停めて偵察。散策中のイギリス人があちらこちらに見受けられ、街路樹越しに何やら石もちらりと見えた。ここだなー、どうしよう、と思っている間に娘が起きたので、とりあえずChipping Nortonの街に戻ってトイレ休憩。使えると思った駐車場のトイレが閉鎖中でトイレを求めてさまよったりした後、少し街なかを見ましたが、特に見どころも見つけられなかったので再び車に乗ってRollright Stonesへ。戻る途中、馬二頭(もちろん人が乗っている)とすれ違いました。馬ってやっぱり近くで見ると大きくて背が高い。車の中から見ていても、ちょっと負けそう。
さて、本日のメインイベントRollright Stonesは、3グループの石の遺物なのであります。それぞれ時代もバラバラ、様子もバラバラなんだけど、このへんに固まって立っているのです。時代をさかのぼる形でKing's Men Stone Circle、King Stone、Whispering Knightsと見たのですが、なかなかどれも確かにミステリアス。日本の地形の中にあったらどうってことないかもしれないけど、イギリスのたーいらでだらだら丘が繋がってて草がぼーぼーと生えている中にあってはちょっと異様。どれも用途はわかっていないらしいのですが、何か呪術的なものなのでしょうなあ。
午前中にのんびり買い物して、午後から少しお出かけ、というのにはちょうどいいドライブでした。