お別れ

いよいよ出発の日である。フライトは夕方なので、朝から最終パッキングと最終片付けにいそしむ。世の中はまだボクシングデイだっていうのに〜。日本でいったらまだ正月三が日以内。市内の路線バスさえやっと動き出したかどうかっていう日になぜ出発することにしたのか? 今更言ってもしょうがないことではある(日本出発前に帰る便も固定で取っている)が、事情をわかっていなかったことおびただしいです。
というわけで、普通ならオクスフォードからヒースローまでは直行のコーチがいっぱい走っているのだけど、今日は一時間に一本だけしかなく混み合うかもしれないとみんなに脅されたので、いろいろとお世話になっているM氏のご厚意に甘えて車で送っていただくことにしたのでありました。本当に何から何までお世話になって……。いつかきっとこのご恩はお返しいたします〜。
二時に迎えにきてくださる約束だったのだが、約束の時間にM家の皆様がいらっしゃったときは撤収作業が全部終了しておらず、さらに皆さんと写真を撮ったりなんだりして結局出発は二時半過ぎ。半年間の滞在とはいえ、私が仕事をしていなかったぶん家で過ごす時間は長かったのでそれなりに愛着もある「我が家」でしたが、結局バタバタと後にしました。ゆっくり名残を惜しんだりする気持ちの余裕がないんだよ〜。なんてったって、今日は娘を連れて長時間飛行機に乗ると思うとそれだけでアドレナリンが出てくる感じが……。とてもしんみりなどしておられません。
ともあれ、さらばオクスフォード! 楽しい半年間でした。