帰ってきたよ!

伊丹までの小一時間、機内で寝て少し元気を取り戻した私であるが、伊丹が近づいてきたら今度は頼んである親の迎えがちゃんと来ているか不安になってきた。これでお迎えが来ていなかったら、私はほんとに憔悴して倒れてしまうかもしれん。不安を煽るかのように(?)ANAの国内線の着陸は相変わらずめちゃくちゃ下手で、ものすごい振動が伝わってきた。さー降りるよ降りるよー。
荷物を取るのに時間がかかるかもしれないから、とりあえず私と娘だけは到着ロビーに出てしまって両親を捜すことに。あー来てるかなー、蓬莱前って約束したけど、大丈夫かなー、と思いながら扉を出ると、目の前に見たような顔が。我が父である。あーよかった!
もうちょっと進んだところに母もいて、いそいそと娘(孫)を抱っこ。あーもうこれで抱っこしなくてもいいや、ばーちゃんに抱っこさせとけ。娘は、練習していた「おじーちゃんおばーちゃん、こんばんは、ただいまかえりました」はすっかり忘れ、なんかこの人見覚えがあるような気がするけどよくわかんないかも、って感じでまだ緊張気味に抱っこされてました。飛行機が遅れた話などしている間に、荷物を拾った夫が出てきて合流、駐車場へ向かう。うーん、この人の混み具合、車のマナーの悪さ、日本に帰って来たわー、日本ってアジアだわー、としみじみ。
父の運転で伊丹から京都に向かう間に、私のリクエストの赤飯のおにぎりを母が出してくれて、食欲のないはずだった妊婦の私はいきなり食べる。娘も少しは食べたものの、緊張しているのか何となく上の空。道は比較的空いていて、1時間弱で京都まで到着。夜遅くなることがわかっていたので、我々の自宅ではなく両親の常宿にお世話になる。赤飯やおでん、お刺身などで遅い夕食を用意してもらって、あー人間らしい気持ち〜。半年ぶりにお湯を張ったお風呂にも入り、満足満足で眠りにつきました。
帰ってきたわー。