成田で憔悴

成田ではいったん入国し、荷物を取り、別送品の手続きをし、乗り換えチェックインをして荷物を預けなおさなければならないのである。行きは成田経由ながら、伊丹で出国して成田は手ぶらで乗り換えで簡単だったのでてっきり同じようになると思っていたのだがなんでか違うんだな。
ということで、飛行機を降りたらまずは入国である。ここは子連れの優先ゲートに並んで比較的スムーズに通過。続いて荷物の受取りであるが、私と娘は役に立たないのでカートの番をして待つ。夫が荷物を拾ってきたら、今度は税関。免税品はヒースローで買ったジンのみなのだが、荷物を２つ別送品で送っているのでその申告をしてクロネコヤマトの窓口の場所を教えてもらう。
で、日本国内にいよいよ入るわけだがもうそこで私は電池切れ。別送品の手続きには夫１人で行ってもらい、私は娘を抱っこしてベンチにすわって待つ。と、ほぼ座るや否や娘が熟睡。えええー、またですか。ヒースローに着いたときも飛行機から降りるか降りないかのタイミングで寝た娘であるが、成田でも入国するや否や寝たか〜。まあ今はベンチに座っているからいいけど、この先移動があるんだよーどうするんだ？
別送品の手続きは何やらえらく手間がかかったようで、夫はだいぶ時間がかかって戻ってきました。どうやらヤマトの窓口の人が不慣れだったらしく、いろいろかからなくていい時間がかかったようで……。うーん、イギリスでの対応は迅速でよかったんだけど、こんなところに落とし穴が。ちゃんと荷物が届くんだろうなー、頼むよクロネコ〜。
で、けっこう時間をくってしまったのでもう伊丹への乗り換えの手続きをしなくちゃならないのだが、娘は完全に私の腕の中で熟睡。バギーもないしとりあえず私が抱っこしたまま空港内を国内線へ移動開始したのだが、狭いくせにだらだらと長くて混み合っているわー成田空港。しかも一回間違えてエレベーターに乗って降りてなどしたので、私は完全に動けなくなってしまいました。ベンチに座り込んで半べそ。
しょうがないので夫がとりあえずチェックインにだけ１人で駆けていき、帰りに娘用のバギーを借りてきてくれました。しかしもう私が自力では動けないので車椅子にしてくれと懇願し、今度はバギーを返して車椅子を借りてきてもらって、さらに車椅子押し用の人員（ANAの地上勤務のおねーさん）を借りてきて、もう時間がないので焦ってゲートへと移動。娘は車椅子に座る私に抱っこされている間は寝ていましたが、最後に車椅子からおりて歩き始めたら起きました。ほんとにタイミングの悪い娘だねー。
そうまでして焦って搭乗した伊丹行きの便は、整備不良のため30分以上出発が遅れました。狭いエコノミーの座席に座らされて、延々待つ30分は長かったわANA。
ここが今回の移動で、私が一番へたれてた部分でありました。ごめん夫。でもマジで流産するんじゃないかと思ったんだよ私。無事でよかったよ。