おめめつぶるのいやや〜

昨日は夫の帰りが遅かったので、久しぶりに私が娘をお風呂に入れた。夕食後に「お風呂」が話題になっただけでみるみる顔がゆがみ「おめめつぶるのいやや〜」と泣きだした。『おめめつぶるの』というのは『頭を洗う』ってことである。頭からお湯をかけるときに「おめめつぶって〜」と声をかけるのでそういうことになってしまった。最近夫がお風呂に入れるようになってから、どうも頭を洗われるのに対する抵抗が激しくなっているなー、お風呂場から泣き声が聞こえるなーとは思っていたんだけど、夫のいない日に噴出したか。困るなあ。私もそれなりに面倒くさいので「じゃあ今日は頭洗わないであげるけど、明日は洗うよ」と約束して、それでも娘はちょっとメソメソしながらお風呂に入ったのである。
そして本日。今日も夫は遅いんである。夕食後にお布団を敷いている頃から、何やら思い出してはメソメソする娘……。でも約束だから洗うんである。最近お天気がいいので毎日園庭で泥だらけになって遊んでいるのは明白だし、先延ばししてもしょうがない。
「お風呂がわきました♪」の軽快なアナウンスが聞こえたので、景気をつけて「さーお風呂だよー」と誘ったのだが、何とうつぶせに丸まるという高度な抵抗姿勢をとり「やだやだやだー」と頑として動かない娘。すごい成長だなあとは思うものの、そんなこと言っている場合ではないのでひっくり返して抱えてまずトイレをさせる。トイレに座らせて歌をうたっていたらちょっと落ち着いてきたので、そのまま脱衣所に導いて入浴。しかし……やはり湯船につけたあたりからもう泣きやまなくなってきた。こりゃいかん、もうさっさと済ませようということでガシガシと身体を洗い頭も洗う。お湯をザバッとかける前に眼をつぶる練習をちょっとさせてみたが、もう全然聞く耳もたない泣きようなので押さえつけてお湯をかけてしまいました……。あー悪化したかなこりゃ。
でも終わってしまえばけろっとしていて、そのまま湯船に入れたら1人で遊んでいたりするので、どれくらい何が本当にいやなのかわからないのもちょっと困る。そんな修羅場が終わったところに「ただいま〜」と平和に夫が帰ってきたのでちょっと腹が立ちました。なんだ、これくらいの時間に帰れるならお風呂入れてもらったのに。ぷんぷん。
これまで、私がお風呂に入れていたのを夫に代わってもらったらしばらくはいいんだけどそのうち娘が泣くようになって結局私にもどすということを繰り返してきたんだけど、出産後一ヶ月は夫に入れてほしいのでもう後戻りしている場合ではないんである。娘が泣こうが喚こうが夫のお風呂に慣れてもらわなくっちゃあ。頑張ってよ〜。