外泊

今日は日中はいつもどおりに過ごすのだが、夜はなんとまるあ父母の常宿に娘2人とともにお泊まりである。夫が出張で不在なので、お風呂に入れるのがまた面倒だし、それならいっそのことお宿に泊まっちゃえという魂胆。まるあ父母の常宿はホテルではなく滞在型の宿泊施設なので、お風呂も広いし台所もあるしバリアフリーだし、子ども連れで人数が増えても何の不都合もないのであった。
あんまり早くからいろいろ言うと興奮してしまうので娘1には言っていなかったのだが、お迎えに行ってくれたまるあ母が「お泊まりだよ」と知らせたらしく、家に帰って来たときには既に「おとまりするねん!」状態。明朝は保育園に直接送って行くことにするので、保育園用の荷物とお泊まり用の荷物を整えてからまるあ父に迎えに来てもらって、車だと5分の常宿へ6時過ぎに到着〜。
着いた途端、娘1が「ここからおまつりいってん」と言い出した。お?そんなこと覚えてるの? 夏、娘2が産まれたときにもまるあ父母がここに泊まっていて、祇園祭にはここを拠点に見物に行ったのであったが、どうやらその時のことを自ら思い出したらしい。もう自分の記憶がちゃんとあるんだなあ。もしかしたら、二歳の夏の祇園祭がこの人の最初の記憶になるのかな? 似非だけど京女だもんねえ。
部屋に入ると娘1がはしゃいでドンドンしまくるので、鬼さんを持ち出してたびたびいさめねばならないほど絶好調でした。娘2も特に場所見知りもなくあうあうご機嫌にしておりました。
が……寝るのは少し手こずった。娘2は部屋が暖かいせいか、お風呂前後からかなりグズグズ言い始めていたんだけど、お風呂後も結局寝つきが悪く、授乳だけでは眠れず少しワンワン泣いてからやっと寝たのでした。そしてさらにその後、娘1を寝かしつけるのにもう一苦労でした。さらに、緊張したのか娘1は夜中に何度かごそごそごそごそ……。部屋がとっても暖かくて布団が暑いくらいだったせいもあるのかもしれないけど、きっと枕が変わると寝付けないタイプなんだろうなあ。対照的に、娘2はいつも起きる3時くらいには少しグズグズいったものの結局起きず、5時半に一度おっぱいを飲んだ以外は7時半までぐっすり寝続けたのでした。そして翌朝7時半に起こしたときには、娘1はすごく不機嫌でおはようも言えないほどむっつり起きたのに、娘2は爽やか〜にお目覚めでした。
やはり娘1はデリケート、娘2は大物なのであった……。