署名活動*1

今日はいつもの日記とちょっと様子が違います。署名活動へのご協力のお願いです。毎年この時期に、保育園では保育に関する署名を集めています。これは全国保育団体連絡会が行っているもので、衆参両議長宛の全国規模のものと、京都市長宛の自治体規模の2種類があります。政党の枠を超えた一般的な福祉・保育の拡充を要求するものなので、是非ご協力下さい。



署名活動への参加方法

まるあ宛にメールでお知らせ下さい。内容は、「署名に賛成します」という一言と、賛成して下さる方のお名前とご住所(郵便番号不要)だけで結構です。メールをいただいた時点で、こちらにある署名用紙にまるあが代筆いたします。また、請願内容についてもっと詳しく知りたい方もメールでお問い合わせ下さい。
署名は、内容に賛同して下さり、意思の確認ができれば代筆でかまわないということになっています。未成年や京都市外在住の方も問題ありません。園児一人あたり20筆が目標で、うちは40筆(!!)なのです。よろしくお願いいたします。

保育・学童保育・子育て支援施策の拡充と予算の大幅増額を求める請願書

署名用紙はこちらでもご覧いただけます

請願趣旨

歯止めがかからない少子化の進行のもとで、安心して子どもを生み育てることのできる環境、子どもたちが健やかに育つことができる環境の整備が緊急の課題になっており、保育・学童保育子育て支援への期待がかつてなく高まっています。保育・子育て支援施策は国の将来を左右する重要課題といえ、今日ほど国・自治体の責任による施策の拡充が求められている時はありません。
ところが、政府は少子化の克服を課題に国をあげて次世代育成支援対策、少子化対策にとりくむとしながら、一方で公立保育所運営費の一般財源化や、補助金交付金化による保育予算の削減をすすめ、公立保育所の廃止・民営化の推進や、保育所・幼稚園の現行基準を大幅に切り下げ認可外施設をも認定の対象とする「認定子ども園」制度の創設をすすめるなど、保育の公的責任と国の基準(ナショナルミニマム)を大きく後退させようとしています。
子どもたちは未来の希望です。どんな地域、どんな家庭に生まれても、無条件に愛され、よりよい保育を受け、幸せに育つ権利があります。経済効率優先でなく、国と自治体の責任による保育・学童保育子育て支援施策の拡充と予算の大幅増額、国の基準の抜本的改善を求め、以下について請願します。

京都市の福祉・保育試作の拡充を求める要求署名

要求趣旨

「改正」介護保険の実施、障害者自立支援法の施行、「認定こども園」制度の開始など、公的福祉制度の「見直し」がすすめられるもとで、市民のくらし・福祉を充実させる責務をもつ京都市が、国に対して市民の立場から意見表明するとともに、京都市の福祉・保育予算と施策を拡充して市民のくらしを守ることが求められます。
また、相次ぐ市職員の犯罪・不祥事問題で京都市政に対する市民の信頼は大きく失墜しています。犯罪・不祥事の真相解明と抜本的な対策を講じ、市長の責任を明確にするとともに、市民のくらし・福祉の充実にこそ力を入れるべきだと考えます。
こうした趣旨から、京都市の福祉・保育の拡充を願い、裏面の要求項目を実現するよう求めます。

今、娘2は10人の0歳児クラスで3〜4人の先生方にみていただいています。この基準(0歳児3人に先生が1人)が達成されたのはつい最近のことで、署名の成果だそうです。娘1のほうは24人のクラスで担任の先生2人にたいていもう1人バイトの先生がついていて下さってます。つまり、8人に1人という状態ですが、それでも充分大変そう。認定こども園が今のまま拡充され、その基準がそのまま保育園に適用されるようになると、なんと3歳児は1人の先生が25人をみなければならなくなるかもしれないそうです! 署名がどれくらい役に立つのかわからないと思われるかもしれませんが、黙っていたら今のままでいいんだなと思われてしまうのが政治です! 少しでも改善してほしいという声を届ける機会になればと願います。協力してもいいな、と思われた方は是非メール下さい。よろしくお願いします。