苦手

先週、娘1はぐりぐらの読んだことないのを文庫の本棚で見つけて意気揚々と借りてきた。

娘1はたいそう気に入りこの一週間毎晩毎晩読まされたのであるが、本日土曜日文庫の日の借り換えで母のたっての願いにより返却してもらいました。

  • 表向きの理由
     季節外れである。一見、冬の話でよさそうだが、明らかにクリスマスの話なので季節感を重んじる母としてはそんなに長い間借りて読むのはいかがと思う。
  • 娘1には言えない理由
     パースが……狂っている……。『おきゃくさま』の大きさがページによってあまりに違っていて、本当はどのくらいの大きさに設定されているんだろう、このページとこのページは大体同じ大きさかなあ、このページの大きさは遠近感を考慮に入れれば許容範囲なのかなあ、などあまりに他のことに気がとられて気がもめるのでとても心穏やかに読めません。名作なんだろうが……細かいことがどうしても気になるケツの穴の小さい私にはやはり不向きなのだぐりぐらシリーズ。

もちろん娘1は表向きの理由にあっさり納得してさっさと返却、別の本を借りました。「じゃあ今度のクリスマスの時にまたいっぱい読もーっと」という不吉なセリフを残して……。その時は自分で読んでね……。