こわいもの

夕方お迎えに行ったら、先生が半笑いで報告してくれました。
お昼ごはん後、娘1がお友だちと喧嘩したらしい。娘1は怒ってさっさと一人で離れてしまったので先生がワケを訊いたそうな。娘1曰く「Mちゃんが娘1のこと嘘つきって言わはったんや、嘘ついてへんのに(ぷりぷり)。」で次にMちゃんに訊いてみたら「娘1がお母さんのこと怒ると怖いって言ったから嘘つきやって言ったんや」だそうです。
要するにMちゃんは自分の母以外は怒ったりしない、怖くないはずである、と言いたかったらしい。
美しい誤解ですね。
先生もかなりウケたので、お昼寝前の子どもたちとのピロートーク(?)で「おかーさんのこと怖いヒトー」とか訊いてみたらしい。やっぱりほとんどの子どもが、自分のお母さん以外のお母さんは怒ったりしない、怖くないもんだと思っていたそうです。
綺麗で優しくてにこやかなあのお母さんもおうちではみんなガミガミ怒っているのだよ(いやそれほど怒らないお母さんもいるかもしれませんが)。こういうのを昔の人は「隣の芝生は青い」などと言ったのです。大人への階段をまた一歩上ったね子どもたち。