ピアノの不思議

隙を見つけてちょっとだけピアノを弾いていた。ちょっと前までは私がピアノの前に座るとポニョポニョうるさかった娘どもだが、さすがにポニョも一段落したのか、それとも私の気が向かないと弾いてくれないというのが納得いったのか、おとなしく見ていたり完全に無視で自分のしたいことをしたりしている。
今日は見る日だったらしく私が弾き終わるまでソファでジーッとしていたのだが、片付けていると娘1が聞いた。
「なんでドの音を押さえるのをやめてもまだドの音がしてるの?」
ほほーそんなことに気がついたか。それはペダルを踏んでいるからだよ、と答えたらふーんと返事をしていた。絶対わかってないだろうけどもういいんだな。
思い出すが、子供心に早くペダルが踏めるようになりたかったものだなあ。小学校何年生の時だったか、「人形の夢と目覚め」で初めてペダルを踏むことになった時、うちにはしばらく練習用に補助ペダルの箱が借りてあって嬉しかったもんな。
補助ペダルは無理でも、足台はあるほうがいいような気がしてきたな〜。