コワい〜

娘どもとお風呂に入っていたら、廊下を歩いてくる足音がした。あらっ珍しい娘どもが起きているうちに夫が帰って来たのね、と思って娘どもの顔を見たら二人とも顔面蒼白。悪戯心を出して「誰やろなあ」とニヤリと笑ってみせたら「いやっ」「こわいこといわんといて!」とマジビビリです。こりゃまずいと思ったので慌てて「お父さんに決まってるやんか、うがいしにきはっただけやろー」と言ってもまたいらん知恵がついている娘1が「……もしお父さんじゃなかったら……イヤヤーめっちゃこわいーっ!!」と1人で勝手に盛り上がり、その雰囲気につられてよくわかんないけどとにかくこわくなった娘2はほぼ泣きながら「こわいっこわいっこわいっっ」と連呼してしがみついてくるので収拾がつきません。
しょうがないので夫に顔を出してもらうことにしてお風呂の呼出しボタンを押してもらおうと思ったんですが娘2は断固拒否。まだ理性の残っている娘1が押してくれましたが、近づいてくる足音に娘2のほうはパニック寸前でした。
もちろん、お風呂の戸を開けたのは何ごとかといぶかしんでいる懐かしき父の顔だったので娘どもは一気に大笑いでした。どうしてそこまで妄想が突っ走るのかなあ……。