せっかちさん

1人目もせっかちだったけど、2人目も大概。どうも私は卵膜が丈夫らしく、1人目はほとんど膜ごと出てきたらしい。2人目もその勢いだったのだが、今回は「急娩注意」とわかっていたせいか受け取り側にも心の準備があったらしく、ちゃんと膜を破って破水させてから産ませてくれたようです。
そしてせっかちなことに、身体全部が出るより前に(おへそのあたりまで出たところで)産声を上げたのだった(立ち会い出産不希望の夫は分娩室の外で産声を聞いたそうです)。ああ、せっかち。
あと、今回は「カンガルーケア」というのが病院に新しく取り入れられており、産まれてすぐ、身体を綺麗に拭いてもらった娘を直接抱っこさせてくれたのであった。私はまだ分娩台に固定されていて、産後の処置(へその緒だとか胎盤だとか傷口を縫うだとか)の最中なのだが、上半身はすることがないので、そこへ娘がやってくるわけです。これが想像以上にシアワセーな気持ちのするものだったので我ながらびっくり。ついでにそこで初乳もやってみたら、意外と力強く吸ってくれたりしてなお嬉しかったり。いいものだとは聞いていたけど、心理的な効用があるものなのですねー。