ミッフィーに会いに行く

うちにとっても近い京都会館第2ホールにミッフィーちゃんが来る(着ぐるみ子どもミュージカル「アリスおばさんのパーティ」)というので、前々からチケットを買ってあった。ていうか、今回まるあ母に来てもらった第一の目的は、これに娘1を連れて行っている間の娘2のお守りだったんである。ミッフィーの後にも予定が控えているので、隙あるときに食べさせるべくお握りを持ち、10時過ぎから娘2にはおっぱいをやり、娘1は小腹の空かぬようまるあ母謹製カステラを食べさせ、娘1と二人で小雪の舞いちる中、11時開演に向けて出発!
会場に着いてみると、娘1と同じくらいの年齢とおぼしき子どもがいっぱい。もう少し大きい子もいるかと思ったが、だいたい3、4歳だなあ。もっと小さい子も思ったよりいっぱいいて、これならおとなしく座っておけなくても大丈夫かも、とちょっと安心する。娘1は二階席へ通じる大きな階段にまず興奮し、すごい勢いで階段を上っていったのだが……会場に入る時点でまず1回尻込み。開演前だけど子ども向けだからかずーっとBGMが流れており、結構な音量なのである。そして劇場特有の大空間全体がザワザワしている感じがダメらしい。でも「ミッフィーちゃんには中に入らないと会えないよ」と言い聞かせ、いったんは席につく。が、開演を知らせるアナウンスがあるとまたビビってしまったのでいったん外に出て気持ちを落ち着かせ、席に座るのではなくて抱っこして会場のいちばん後ろに立ってみるという妥協案で再び会場に入る。
いよいよ開演の音楽が始まるといっそうビビる娘1だったが、着ぐるみミッフィーちゃんたちが登場したら眼がハートになって「ミッフィーちゃんだ!」と思わず大声が出た。よしよし、いい反応。ウキウキしてきていろいろお話ができ始めた頃合いを見計らって席に移動し、やっと落ち着いて鑑賞開始。が、途中で舞台上が真っ暗になる演出のところで1回完全に涙目になり、それがやっと落ち着いた後、ミッフィーちゃんたちがもらった風船が飛んでいってしまったのが何らかの琴線に触れたらしく本格的に泣き出してしまった。もーしょうがないので抱っこでロビーに出る。なだめでもすかしてももう絶対嫌だ、というので、そのままロビーで落ち着かせているうちに第一部終了。休憩は15分と長いのでみんな持参のお弁当を食べている。娘1はもう帰りたそうだったが、第二部は歌と手遊びなので、こっちなら大丈夫かもしれないから一応それを待とうねと説得して、やっと第二部開始。一部の最初と同様に会場の後ろに抱っこで立って観ていたのだが、オープニングの「ミーッフィ♪かわーいいうさちゃん」の歌でももうダメだったので諦める。席に置いていた荷物を撤収するためにいったん席に座っていたら、どうやら歌ではなくてお喋りをしている間は娘1も楽しめるらしい。しかし歌が始まればやっぱり帰りたくなるらしいので、荷物をまとめて外へ出ました。
はああ……。
保育園のホールでの催し(お誕生会とか)のたびに、催し物が始まるや否や泣いているのは知っていたんだけど、ミッフィーちゃんなら大丈夫だと思ったのになあ。とにかく「音」がいちばん嫌な要素であるらしいのはわかりましたが、他にも複合的な要因があるようなので難しい。ま、当分再チャレンジはしません(涙)。