よんびゃくえん

今日はなぜか積木を並べて「お店屋さんごっこ」をしていた娘1。メロン味やらイチゴ味やらいろいろある*1らしく娘2にとっかえひっかえ売りつけるのであるが、値段がなぜか百円*2単位。「はい、さんびゃくえんになります」「ろっぴゃくえんでーす」「はい、これはよんびゃくえんです」ちょっと待て!よんひゃくえんだよ!と言おうとして止まってしまった。
あれえ、なんで「三百円」だけ濁るんだろう。娘1の言うのを聞いていると、促音は問題ないのに、なぜか「四百円」だけ「よんビャクえん」になるようだ。同じ「ん」の次の言葉なのに「さんびゃくえん」「よんひゃくえん」となるのはなんだか納得いかないなあ。「さん」と「よん」で何か違いがあるってこと? そうか、「さん」は「sam」、「よん」は「yon」で本来は「ん」が異なるんだな、きっと。そこに「百」がつくときに「m」のほうは一度口を閉じるから次に続く音が「hya」からmと同じく一度口を閉じて発音する「bya」に濁るんだ。なるほどなるほど。
と納得した次の瞬間、「さんぜんえん」「よんせんえん」に気がついた。「s」も「z」も口は閉じないで発音できるぞ……。とか考えていたらお店屋さんは終わっていて「よんびゃくえん」を訂正する機も逸してしまった。
あああっ気になる! これを読んでいる方のうちには少なくとも身内だけでも元国語教師が複数いるはずなので、是非是非教えて下さい! 「そういうもんなの」っていう回答では満足できませ〜ん!!

*1:でもメロン味の「なに」なのかはわからず。きっと保育園でお友だちがしていたことの真似なんであろう。

*2:ちょっと前は十円単位かせいぜい「百五十円」どまりだったのに。ひどいインフレである。