誕生日

本日お誕生日の夫のため、朝食前にティラミスを仕込む。明日からイタリア出張のため、土曜日の今日も少し大学に行く予定の夫に、朝食後とりあえずプレゼントを渡す。先日Flaggsで買っておいたネクタイと、おまけのトランクス(セール中だったので)。Flaggsは有名なんだそうです。確かに、いっぱいあるCollege shopの中で、古そうだなと思ったからここで買ったのですが、私は知らなかったのでした……。
まあともあれ、お誕生日おめでとうございますう。おまけで足を揉んであげたら「毎日誕生日だったらいいのに」と宣うたが、そんなじゃ毎日ひとつずつのペースで年取っちゃって、あと2ヶ月も生きられませんよ。

デパート

さて、昼食後に街で落ち合ってセールの出物はないかブラブラしたのだが、結局また何も買わずに帰ってきた。ここ何回かデパートを回った印象として

か?という、京都の人にしかわからない(しかも賛同を得られるかは甚だ怪しい)分類に落ち着きつつある。しかし、日本でだって普段着を百貨店で買う習慣のない私には、やはりこの辺りで買物をするのはつらい。イズミヤみたいな店はイギリスにはないんだろうか? TESCOに行ってみたいなあ。

ティラミス

というわけで、今年のお誕生日ケーキはティラミスです。先日お招きしたN氏謹製ティラミスがあまりに美味で後日レシピを教えていただきました。イギリスでは生卵を食べないほうがよいということで、生卵抜きレシピです。

  1. 浅い皿にコーヒーを入れておく
    • 教えていただいたレシピでは「エスプレッソ」となっておりましたが、今回はSainsbury'sインスタントコーヒー。これは確かにエスプレッソのほうが一段と美味しそうである(食後の感想)。
    • ここにカルーアなどのコーヒーリキュールを入れておいてもよいそうです。うーん美味しそう。でも今回はこれも抜き。
  2. 生クリーム(ダブル)125mlを軽くホイップする。マスカルポーネ250gと砂糖を混ぜ、生クリームとよく混ぜる。冷やしておく。
    • こちらのクリームは、シングルとダブルとフレッシュが存在します。料理本のレシピでも使い分けられています。でも、何故かSainsbury'sではシングルが売られているのを見たことはありません。なんででしょ?
    • 砂糖の量は教えていただいたレシピにはなかったので、お好みね、ということで適当に入れたので結局わからないまま。再現できるのか?私。
  3. スポンジを1に浸し、素早く引き上げタッパなどの容器に敷き詰める。
    • 教えていただいたレシピでは「ティラミス用のビスケットvicenzovo」となっていたのですが、これが見つからない。今のところ知っている範囲のスーパーをしらみつぶしにあたりましたが、どうにも見つからないので、今回はSainsbury's Trifle Spongesで代用しました。(でも、このスポンジのパッケージにも、調理例としてティラミスのレシピが載ってた)
    • 実際にやってみると、ここが一番難しかったです。スポンジがけっこう厚めなのでそれに充分コーヒーを吸収させようと思うとぐずぐずになっていくし、どのスポンジも同じくらいにするというのもけっこう難しい。それに、これはやり始めてから気がついたのですが、あらかじめタッパに「敷き詰める」ことのできるサイズに調整しておくべきだったのです。コーヒーに浸してからそんな調整をするというのは、絶望的だったのであった……。
  4. 2の半量を3にかけておおい、ココアパウダーを振る。
  5. 3、4を繰り返す。冷やす。

です〜。手順としては比較的単純です。そしてお味のほどは……旨い!! おいしいですう。スポンジのパッケージに載っていたレシピではクリームの量がほぼ倍なんだけど、少なくとも日本人にはこのレシピのほうがあっていると思われます。あー美味しい。お茶どきに半分いただき、残りは夕食後に食べました。こうなると、生卵ありのレシピも聞きたいなあ……。

夫お誕生日晩餐だというのに、仕込みが悪く、いつもとあまり代わり映えのないメニューとなってしまった。

  • Pork and apple hotpot
    • 豚肉角切りを耐熱皿に入れ、マスタード、ハーブ、塩をまぶしておく。
    • 玉葱1個粗みじん切りと林檎1個薄切り(レモン汁につけておいたもの)を肉と混ぜる。
    • 林檎酒大さじ2杯をまわしかけ、蓋をして180℃のオーブンに1時間〜1時間半(肉がやわらかくなるまで)入れる。
    • じゃがいも大2個を茹でてつぶし、バター10gと牛乳大さじ1、卵半個を入れて混ぜる。上記の肉をこれで覆い、さらに20分、色づくまで焼いて出来上がり。
  • Prawn Spaghetti with Lemon

料理本を見ながらイギリス料理を作ってみて思うんだけど、肉を果物と一緒に長時間加熱するという方法がとても多い。そして旨い。やはりお肉のおいしい食べ方を知っているんだなあという感じである。
しかし明日から夫が4泊でイタリア出張なので、こんな悠長な料理はしばらくお休みして、娘と2人だらだら過ごそうかなーと思っております。